Lucille dog’s diary

写真とアイテムと日記と

Robot → L39

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Carl Zeiss Jena Tessar 3 1/4cm f2.8 (Robot)

入手しようと思っていて手に入れてなかったRobotマウントからLマウント(L39)に変換するリングアダプターを買いました。
アダプタ3枚重ねでZに付いてます。Robot→L39→Leica M→NZ (笑)


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Carl Zeiss Jena Tessar 3 1/4cm f2.8 (Robot)

このレンズはRobot用の中でも超薄。10mmちょっとしか厚みがなくキャップ並。
絞りによってパンフォーカスが簡単なようにフォーカスリングにもクリックがある。
この時代のはロゴや深度表示の色使いがポップな感じで可愛い。

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Robot STAR I (Long knob) + Schneider-Kreuznach Xenon 40mm f1.9

Robot自体はこんなカメラ。ドイツ製で偵察や監視用途に使われたカメラが多いと言われていて、数多くのバリーエーションがある。
これは20年ほど前に入手したSTAR IというRobotの中では普通に使えるタイプのロングノブ仕様で、このノブでゼンマイをチャージしフィルムを巻き上げる。ファインダーは光路を切り替えることが可能で、写真右端のとこにもう一つのぞき窓がある。フィルムフォーマットも変わっていて35mmフィルムに24☓24のスクエアな写真を記録するのも特徴だ。(Robotでもロイヤルってちょっと大きめのカメラは36☓24の普通なフォーマットのものもある。)

自分はスクエアフォーマットと目測カメラが大好きで、昔から気に入ってるカメラの一つがこのRobot。ちょっと年代物なんであまり持ち歩かないが、たまに出してきてはシャッター切って楽しんでる。ドイツ製よろしくガッチリしてるがホント可愛い(笑)


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Nikon Z6 + Carl Zeiss Jena Tessar 3 1/4cm f2.8 (Robot)

24☓24というフォーマット用のレンズなので、35mmフルサイズで撮影すると周辺が減光し流れる。この超薄テッサーはRobot用の中では広角タイプで特にイメージサークルがギリっぽい。ディストーションもやや目立つ。


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Nikon Z6 + Carl Zeiss Jena Tessar 3 1/4cm f2.8 (Robot) SQ

正方形に切り抜いて見た。写りはフィルムで見てたときよりも意外と繊細。
日が落ちた景色なのであまり影響がないけど、クモリも出てるオールドレンズなので日中は結構辛い。


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Nikon Z6 + Schneider-Kreuznach Xenar 38mm f2.8 (Robot)

こっちは同じRobot用のシュナイダークセナー38mm。
四隅は流れるが超薄テッサーよりまだ余裕がある。このくらいなら街スナップ程度で目立たない感じ。こいつも薄めだし意外に使えるかも。

Robotのレンズも種類がたくさんあって集めきれない。
特に近年はほとんど売ってなくて残念。15年位前まではリーズナブルに入手できたのになー。
鏡筒が金属ままの銀色のやつが古いタイプで、黒いやつは新し目(それでも古いが)のものだ。黒いやつは絞りの枚数とかテキトーな感じのが多いのであまりそそられない。